入院:介護療養型病棟[90床]

介護医療院は「住い・生活+医療」の組み合わせにより医療ニーズの高い患者に対応する施設であり、「質の良い住まい、医療、介護、看取り」を提供する施設です。2040年に向けて介護医療院は、「患者中心の医療」から「生活の視点を入れた医療」へと進化する慢性期医療を実践するところです。

療養環境

ゆったりとした広い食堂、廊下、1ベッドあたり8.0平方メートル、プライバシー保護は収納量の大きい家具でしきられている。病室内にトイレが設置されており、排せつ支援の訓練ができます。

リハビリ

病棟専従のリハビリスタッフが担当患者をもち個別のリハビリを行います。機能訓練室におけるリハビリを行うとともに、病棟において、トイレ動作、食事動作、食事後の歯磨き、ベッドへの移乗動作に関わりながら、実際の療養生活の中での日常生活動作(食事、入浴、移乗、排せつ、整容、歩行)を訓練します。ケアプランに沿って行い、「できるADL」と「しているADL」の差をなくすよう、病棟看護師、介護福祉士の介助方法を統一しながら実施取り組みます。
一般病棟と同様に、週1回のADLカンファレンスを行い、参加職種は、リハビリスタッフ、看護師、介護福祉士、管理栄養士、ケアマネジャー、歯科衛生士です。病棟看護師、介護福祉士は、栄養ケア・マネジメントや、口腔ケア・マネジメントについても情報共有します。
栄養ケア・マネジメントの結果で問題のある患者は、NST委員会でもフォローします。

嚥下機能訓練への取組み

脳血管障害や、肺疾患などにて、嚥下機能障害を有する患者数が多くみられ、誤嚥性肺炎予防のため嚥下機能訓練に取り組んでいます。経口摂取可能な患者には、嚥下造影検査を行い、嚥下機能を精査、その結果に合わせた適切な食事形態が提供されます。実際の食事摂取の場面では、言語聴覚士、看護師がかかわり、摂食・嚥下状態をチェックします。嚥下造影検査は定期的に行い、嚥下機能訓練にて機能が向上したら、食事形態を変更していきます。このような取り組みの結果、経管栄養から経口摂取可能となった症例もあります。また、患者さまの摂食・嚥下機能にあわせた嚥下調整食を提供しているため、喫食率100%の患者さまが多数みられます。

口腔ケア・マネジメント

入所患者の口腔ケアを実施します。経口摂取には口腔内の歯、義歯の状態も影響するため、不具合あれば、訪問歯科診療の医師へ連絡し、可能な治療へとつなげます。また、口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防目的でもあり、丁寧に実践しています。

知症への取組み

高齢化にともない、殆どの患者さまが程度の差はあっても認知機能低下があります。最近開発された抗認知症薬や抗精神病薬を組みあわせて、コントロール可能となる症例も多数あります。認知機能進行予防に対し、学習療法、回想療法など種々のメニューをとりいれたリハビリを行います。

地域貢献活動

介護医療院について、地域の方にご理解いただくため、地域の集まりに参加させていただき、介護医療院の内容について説明し、身近なものとなるよう取り組んでいます。その際、健康増進のための体操のご指導を行ったり、高齢者をかかえるご家庭からの相談に応じたりもしています。

ふれあい交流会

<現在休止中>
ご家族との過ごす時間を大切にするため、また当院が取り組んでいる嚥下調整食へのご理解をいただくために、バイキング食事会をとり入れたふれあい交流会を定期的におこなっています。

自宅への外出支援

ご家族の思いから、介護度・医療度の高い患者の外出支援をおこなった症例を経験したことから、ご希望あれば、事前に移乗動作など、介助方法について検討を重ねた上自宅への外出支援を計画しています。

ご利用案内

〈1〉施設サービス費 療養機能強化型A

区 分 利  用  料
法定代理受領の場合 厚生労働大臣が定める額の1割
  従来型個室 多床室
要介護1 714円/日 825円/日
要介護2 824円/日 934円/日
要介護3
1,060円/日 1,171円/日
要介護4
1,161円/日 1,271円/日
要介護5 1,251円/日 1,362円/日
別途加算 入所の際、重要事項説明書にてご説明いたします。

〈2〉居住費

  利用者負担
第4段階
利用者負担
第3段階
利用者負担
第2段階
利用者負担
第1段階
年金収入額年間
266万円以上の
方など
世帯全員が市町村民税非課税者
課税年金収入額
年間80万円超
266万円未満の
方など
課税年金収入額
と合計所得金額
の合計が年間
80万円以下の方
生活保護受給者
老齢福祉年金
受給者
多床室 377円/日 370円/日 370円/日 0円/日
従来型個室 1,668円/日 1,310円/日 490円/日 490円/日

※外泊期間中の居住費も上記と同様です。

〈3〉入院者の選定により提供するもの

区 分 利 用 料 (1日につき)
特別な室料
個室A 2,200円/日 (258・260)
個室B 1,650円/日 (250・253・311)
個室C 1,100円/日 (301・302・303・305・306・307・308・310)
その他 病衣 88円

※外泊期間中の居住費も上記と同様です。

〈4〉食費

利用者負担
第4段階
利用者負担
第3段階
利用者負担
第2段階
利用者負担
第1段階
年金収入額年間
266万円以上の
方など
世帯全員が市町村民税非課税者
課税年金収入額
年間80万円超
266万円未満の
方など
課税年金収入額
と合計所得金額
の合計が年間
80万円以下の方
生活保護受給者
老齢福祉年金
受給者
1,392円/日 650円/日 390円/日 300円/日
スライド解説

「胃ろう」からの経管栄養

嚥下障害のため、経口で食事をとれない場合、腹壁より直接胃に穴を開け、カテーテルを留置する「胃ろう」より、栄養を注入します。
在宅復帰に向けて、患者さまご自身で注入される場合もあります。

初診の方、お困りの方へ
    Q.入院時や入院中に必要なものは、病院内の売店でそろいますか?
  • はい、そろいます。院内売店には必要物品をおいてあります。
    介護医療院では,施設サービス費にオムツが含まれます
    Q.テレビは病室にありますか?
  • 貸しテレビが各ベッドサイドに設置されています。テレビカードを購入していただき、使用できます。
    Q.病院内では禁煙ですか?
  • はい、もちろんそうです。病院では健康増進法で敷地内禁煙となっています。
    喫煙は体にとって良いことはありませんので、入院の機会にやめられることをおすすめします。
    Q.食べ物の差し入れはできますか?
  • 患者さまの病状に合わせた病院給食を提供しておりますので、栄養面では不足はありません。入院後担当管理栄養士が病室訪問し、嗜好調査などにお伺いしますし、喫食率の経過もみさせていただきます。
    Q.終末期で最期が近づいた時、家族として付き添いたいのですが、可能ですか?
  • はい、可能です。付添用の簡易ベッドや寝具類貸し出しできます。
    ご希望あれば、付き添い食もご用意できます。