薬剤科
投薬時のロス防止や誤薬防止に向け、湯温で溶かして経管投与する「簡易懸濁法」を取り入れています。
簡易懸濁法とは

経管栄養の患者さまの投薬を行う場合、当院では「簡易懸濁法」を取り入れています。従来、「粉砕法」という方法がありましたが、この方法では力価が低下したり、粉砕不可の薬剤もあるため、最近ではこの「簡易懸濁法」を用います。
実際には、温湯(55℃)に入れて崩壊させ、液状にし、経管(チューブ)より投与するため、乳鉢、乳棒に薬が付着するロスも省けます。また、投与する直前にも、薬剤の種別を確認することができ、誤薬防止にもつながっています。

服薬指導について

患者さまご自身が服用している薬を正しく理解し、安全に服用していただくため、薬剤科では必要に応じて、服用の薬についての説明や相談を行っています。
服用している薬の名前、服用量、服用時間、効能・効果、そして薬を扱う時の注意点など、薬に関する患者さまの不安・疑問などに耳を傾けながら、その患者さまの理解度に合った説明を実施し、正しい服用を徹底しています。
退院時にも、服用中の薬の説明を行い、自己判断にて薬を服用したり、しなかったりのないように指導。自宅での薬の保管方法や扱い方についても充分な注意を促し、薬を安全に保管・服用できるよう指導しています。

薬剤情報提供について

入院される患者さまには、現在服用されている薬と一緒に「お薬手帳」も持参いただいています。これらを基に、その患者さまが現在どのような薬を服用されているのか、服薬状況はどうなのかを調べ、医師に情報提供しています。医師はその情報を参考に今後の処方を検討していきます。